6月20日の夜明け前。頭の中
もう何度も、それなりに長いこと考えていることがある。
こんな仕事、辞めてやる!
ふっと思ったのが約一年前の春で社会人2年目になりたての頃。
その気持ちはずっと引きずったままで、後輩にもなんとなく言いふらしていた。
そのうち若干の噂になって。
もう辞めよう。あてもないけれど。と考えたのが去年の年末。
春には絶対辞めてやろうって思ってた。
実際、部長と話す機会があったときに言ってみた。
しかし、その時は部署移動の打診をされ、辞めることは一旦考え直して欲しいと言われてしまった。
年が明けて、私は部署移動をした。
辞めたかった理由が、今の部署の仕事に飽きてしまったことと、興味がなかったことと、直属の上司と折が合わず人間関係に悩んでいたからだった。
だから、部署移動は願ってもみなかったチャンスだったのだ。
当時の自分は、異動先の部署に良い印象を持っていなかった上、辞めようと決心していたため随分悩んでけれど。
実際、異動してみれば人間関係はそれほど悪くはなかった。
というのも、その部署で苦手だった先輩が2人いたのだが、一人は間もなく辞めてしまい、もう一人は以前よりだいぶ丸くなっていたのだ。
前の部署みたいにやれる仕事が少なく、自分から行かなければ教えてもくれないということはなく、むしろ次から次へと仕事を覚えさせられた。
しかし、また問題が起きてしまった。
ある意味、これは仕事が直接の問題ではないのだけれど。
私は、いよいよ自分と向き合わなければならなくなってしまった。
そしてそれは、自分の人生において重要でありとても大変なことになりそうだ。